未だに18未満の未成年者が出会い系を使えている問題

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出会い系サイトは、現在法律により18歳未満の未成年者の利用が厳しく制限されています。たとえ、仮登録をしても年齢確認の手続きを踏まなければメールアドレスなどを含むメールを受信しても中身については見れないようになっています。つまり、年齢確認の手続きをしなければ出会うことが事実上不可能ですし、使えるサイトの機能も著しく制限されています。

しかし、18歳未満の未成年者が出会い系を使っている状況は完全には改善されていないようです。ここ最近小まめにチェックしている出会い系のニュース解説サイト知った事件を例に挙げます。
ニュースソースはこちらです。

そのニュースでも取り上げられている通り15歳の少女が出会い系を使って売春被害に遭うという事件が発生しています。この事件の問題点は、15歳という幼い児童が犯罪被害にあったという点と、出会い系サイトを使っていたという点にあります。ここでは後者について考えていきましょう。

一体なぜ、本来出会い系を使えるはずのない18歳未満の未成年者が出会い系を使えてしまっているのでしょうか?出会い系における利用者の年齢は、通常、公的な書類や、18歳以上であることが公的に確認されないと取得できないクレジットカードによって一人一人確認されます。したがって、15歳の少女がサイトを使うことはほぼ不可能といっていいのです。

ところが、先の事件に巻き込まれた少女は出会い系サイトを使って知り合った男性に売春行為を強要されたとあります。つまり、出会い系を使って出会うことができていたということなのです。

これらの事実から考えられることは、年齢確認を厳格に行っていない出会い系サイトが存在しており、18歳未満の未成年者でも使えてしまう状態にあるサイトが現に今も稼働しているということです。これは明確な法律違反であり、直ちに改善されなければならないことです。サイトはすぐにでも閉鎖し、サイト運営者は責任を取らねばなりません。

しかし、そのサイトがどの出会い系かであるかは明確になっていませんし、これからも不明のまま終わることが予想されます。

出会い系サイトは言うまでもなくネット上のサービスです。ネット上のwebサービスは物理的な距離や国境に捉われることがありませんので、海外のサーバーから出会い系のサービスを配信することで運営者の素性を隠すということができてしまう場合があるのです。今回、問題となった出会い系サイトもおそらく、運営者やサービス提供者が分からないような形で海外から配信されていたのでしょう。

こうした海外配信のサイトは、日本だけに範囲を特定できないため法律の壁により、日本の警察が取り締まることができないという問題があります。

したがって、18歳未満の未成年者が利用できるようになってしまっている出会い系をすべて排除するのは難しいということなのです。その状況下でこうした犯罪被害を防ぐ手立ては、利用者、つまり未成年者が自ら出会い系を使うことがないようにするための啓発教育を徹底すること以外にありません。

興味本位で利用してしまうと、このような被害に遭うことがあるという事実をもっと広く、若年齢層の人たちにしっかりと伝えなければいけないのです。


当サイトでは、こうした社会問題に関しても注目しながら問題点については随時このコーナーで提言をしていきたいと考えています。